9.1年後の変化と新しい日常

医療脱毛に通い始めてから1年。
初回のカウンセリングのときには「本当に効果があるのかな」「費用も高いし大丈夫かな」と不安だった彩花も、いまではすっかり日常が変わってしまったことに驚いている。

 

ムダ毛処理の必要性からの解放

最も大きな変化は、日々のムダ毛処理からほぼ解放されたこと。
カミソリや毛抜きにかけていた時間、そして肌荒れへの心配をする必要がほとんどなくなり、彩花の朝と夜のルーティンは格段にシンプルになった。

特に脚や脇などの毛が濃かった部位は、施術を重ねるごとに生えてくるスピードが遅くなり、最終的には気にならない程度の産毛だけになった。
「あのときの忙しい朝やお風呂場での苦労は何だったんだろう」と振り返ると、もう二度とあのストレスには戻りたくないとさえ思う。

 

自己肯定感の向上とファッションへの意欲

ムダ毛の悩みが激減し、肌がきれいになったことで、彩花の自己肯定感は大きくアップした。
「どうせ自分なんて……」とネガティブに考えていた部分が少しずつなくなり、「私もまだまだ綺麗になれるんじゃない?」と前向きな気持ちが芽生えてきたのだ。

すると自然にファッションへの意欲も高まり、露出のある服も抵抗なく試せるようになる。
ノースリーブのワンピースやスカートを選ぶときも、「ムダ毛や肌荒れが気にならない」と思えるだけで、気持ちが軽くなった。
それまでは華やかな服を遠慮してきたが、新しいスタイルに挑戦できる楽しさを知り、休日の買い物もますます充実するようになる。

 

恋愛や仕事など、生活全般でのポジティブな変化

医療脱毛の効果を実感し始めたころから、彩花は恋愛面だけでなく仕事においても、以前よりポジティブに行動できるようになったと感じる。
「ムダ毛が目立ってないかな」「肌荒れしてるかな」といった細かな不安が減ったことで、デートの前に余計な心配をすることも減り、彼との時間を素直に楽しめるようになった。

たとえば、突然のお泊まりや温泉旅行に誘われても、かつてのように「どうしよう、ちゃんと処理できてないかも…」と焦ることがほとんどない。
そのおかげで、ふたりの関係もより自然体でいられ、信頼関係は一層深まっていく。

仕事面でも、朝に余裕ができたことで落ち着いて身支度ができ、始業前に余分なストレスを抱えずに済むようになった。
さらに、周囲から「最近なんだか明るくなったね」と声をかけられることも増え、自分自身でも笑顔が増えたと実感している。

こうした小さな積み重ねが、彩花の日常を少しずつ前向きで充実したものへと変えていったのだ。

 

1年という時間は、決して短くはないが、ムダ毛の悩みから解放されることで得られるメリットを考えれば、彩花にとっては価値ある投資だったと言える。
自分に合うクリニックを見つけ、施術を続けたことで手に入れたのは、なめらかな肌だけではない。

「もっと私らしく輝きたい」という気持ちを後押ししてくれる自信や、実際に行動してみようという意欲。
それこそが、彩花が医療脱毛を通じて手にした、本当の意味での大きな“変化”だった。

 

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